
ある方の困難な挑戦と成功から学んだ3つの心構えをお伝えします。
心構え その1
特別なことを成すには、悲観的、否定的な見方をせず、自分の心の声を信じて進むこと。
人間は知識が豊富になるにしたがって、物事にある程度の見通しがつくようになります。
そのせいで、まだ挑戦もしないうちから無理だと決めつけてしまうことが増えるのです。
もし自分の直感が「挑戦したい!」と訴えてくるなら、理屈で押さえ込んでやめてしまうと、せっかくの可能性を潰しているのかもしれません。
結果には責任をとる必要がありますが、挑戦しないことが後悔につながらないよう、知識や情報だけで判断せず、自分の心の奥底に問いかけてみることが大切です。
心構え その2
目的に対して、専門的な事柄を深掘りするだけでなく、雑多な分野から自分が関心をもった知識をかき集めてそこから知恵を引き出すこと。
「他業界で上手くいった手法を自社に適したかたちで組み込むと、自分達の業界では他社がやっていないのでヒットにつながりやすい」というマーケティングの発想とつながる考え方です。
関係がないように見える見聞や体験から思いがけないヒントが降ってくることは本当に多いものです。
心構え その3
やるならば思い詰めず、楽天的に柔軟にトライアンドエラーを重ねていく。
失敗にもめげない、というのは口で言うほど生易しいことではありません。
苦しいばかりの挑戦では継続するのは難しいものです。
だからこそ、失敗を前向きに受けとめ、希望を失わないタフな精神力が必要ですね。
あきらめずに続ける中で、間違いがきっかけで成功が生まれることがあります。
間違いの後に訪れる成功はおそらく偶然などではなく、情熱と執念が導く必然なのでしょう。
そこまでやったからこそドラマが起こります。
経営者も、毎日同じことの繰り返しでは、なかなか発想が広がるチャンスがありません。
いつの間にか挑戦する気概もしぼんでしまうでしょう。
自社の分野とまったく違う人々と交流し、勉強だけでなく趣味や遊びを楽しみながら、どんどん新しい視点やアイディアを得ていきましょう。
イノベーションの原動力となるのは、本質的な勤勉さに加えて、発想と思考を広げる好奇心と行動力です。
追伸:
経営者として突破口を開きたいなら
この方法で実現してください。

脇田 優美子
