
経営者なら誰しも、既存事業の改善、もしくは拡張に考えを巡らせていらっしゃることでしょう。
活性化のヒントとなる5つの切り口をお伝えします。
切り口その1
常識とは反対のことをします。
特に、業界の常識とは裏返しにして考えてみましょう。
コインの裏表の裏側に打って出る、という視点で事業をとらえ直してみると、手つかずの意外なチャンスが見つかるかもしれません。
切り口その2
もっとお客様を絞り込みます。
ビジネスが成り立たないほどお客様が少なければ無理ですが、お客様を絞り込んで、その分だけ深くかかわり手厚いサービスが提供できるなら、単価を高額にできます。
切り口その3
お客様を変える、あるいは広げます。
男性向けを女性向けに、大人向けを子供向けに、30代向けを50代向けに、日本人向けをアジア人向けにアレンジする、と言った具合です。
切り口その4
商品やサービスに対する不満を徹底的に調べます。
本音を引き出せるようなリサーチを工夫する必要があります。
今買ってくれている人は、実はどんな不便を我慢しているでしょうか?
どこに不満を持っているでしょうか?
不足しているのは何でしょうか?
どの会社のどの商品と比べているでしょうか?
そもそも本当は、どんな商品がほしいのでしょうか?
切り口その5
今買ってくださっているお客様のうち、購入理由の少数派に注目してみます。
多数派のな購入理由に隠れて少数派の購入理由は目立ちません。
しかし、少数派の購入理由と同じ欲求を持った人は、まだたくさんいるかもしれないのです。
これまであなたが多数派の購入理由を大々的に打ち出してきたために、少数派の購入理由がかすんでしまい、潜在的なお客様にメッセージが届いていない可能性があります。
切り口を変えていろいろな角度からながめてみることで、見落としていたチャンスを発見し、事業のテコ入れに生かしてください。
追伸:
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脇田 優美子
