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求める社員像を明確に言えるか?

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AIやロボットが日進月歩で発達している現在、経営者のあなたは、社員にどのような仕事を期待していらっしゃるでしょうか。

これまで社員がしていた仕事のうち、機械的な作業、定型の業務などを機械が代わりに処理してくれるようになります。

すると、社員はどんな仕事をしたらよいのでしょうか。

経営者のあなた自身が自社の求める社員像を明確にしておかなければ、社会の変化に乗り遅れ、会社が伸び悩んでしまうでしょう。

経営者は、自社の社員像を明確にイメージし、そうした社員を育てる環境を整えなければならないのです。

何を目指すのか

これまで人間が担っていた仕事をロボットやAIが代替する社会において、あなたの会社は何を目指して進むのか、具体的に考える必要があるでしょう。

自社の未来像が描けなければ、求める社員像もわからないのです。

経営者のあなたはまず、会社の未来を見通し、社会の変化に応じた新しい価値提供を明確にしてください。

そこから、社員に必要とされるあり方、考え方、スキルを導き出しましょう。

ベクトルをそろえる

これから会社を発展させていくには、経営者のあなたが提示した新たな社員像に沿って、社員が安心して働けることが重要です。

あなたの価値観、会社の提供する価値を明示することがそのまま、社員の安心感に繋がります。

経営者と会社の目指す未来を社員が十分に理解し、その目的達成の過程で、それぞれが自己成長を目指せる環境を整える必要があるでしょう。

その際、あなたの求める新しい社員像に対して、現状を維持したい社員から反発が出ることも当然予想されます。

時代が大きく変わっていますので、それは想定内と受けとめてください。

変化に抵抗する社員に弱腰で対応すると、新しい能力を発揮できるはずの社員が抑え込まれ、会社の成長が阻害されてしまいます。

反対したり離職したりする社員がいても、経営者は邁進する覚悟を示し、それらを乗りこえていってください。

 

追伸:
社員像を明確にするには
事業の根本から見直さなければなりません。

 

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脇田 優美子

経営者の自己超越を助け、人間的成長を後押しする。 マーケティングコンサルタントとして経営者のビジネス向上を手助けする一方、経営者の視座を高め、器を広げる支援を行う。 多くの経営者の秘密厳守の相談相手として、経営者のビジネスと私生活両面を支えるコンサルティングを展開。 どんな優秀な経営者にも存在する盲点や死角を見抜き、ビジネスの土台を強固にするサポートを行う。 上場企業経営者、老舗企業経営者、中小企業経営者、個人事業主、士業、医師、大学教授、芸術家まで幅広く支える。
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