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道を究める

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日本には、「道」すなわち「究める」ものがいろいろあります。

剣道、柔道、弓道、茶道、華道、書道、どれもその道を究めていくものです。

経営者にとっての事業も、道と同じではないでしょうか。

芸道は言うまでもなく、武道にしても、最終的に向き合うべきは自分自身です。

相手の存在があり、相手との関係性を鑑みながらも、結局は己を徹底的に磨く。

それによって、武道においては、戦わずして勝つ境地に達することを目指します。

これを企業に当てはめるなら、事業の道を究めることによって、どれだけ競合があっても、敵が敵ではなくなる状況を作り出すこと、と言えるでしょう。

同じ業界にいながら、同じ土俵では戦っていない状態ということです。

あなたも、競合と比較されないために、価格競争から抜け出すために、いろいろな工夫や努力をされていると思います。

ただし、目先の手法のような、他の経営者にもできる程度のやり方では、並みいる競合を突き放すことは難しいでしょう。

面倒で他社がなかなか取り組まないこと、他社が途中で放り出すようなこと、ここまでやるのかというほど徹底すること…….

何をするにせよ、他社が真似しようにも真似できないレベルまで、やってのけることが大事ではないでしょうか。

ふつうに事業を行う会社と、事業を究めている会社。

お客様はどちらを選ぶでしょうか。

お客様への提供価値をどこまで追求するかは、経営者の覚悟にかかっています。

あなたがやらなくても、もしかすると、競合が先にこの道に踏み出すかもしれません。

それはあってほしくない、というのなら、あなたが究めていってください。

 

追伸:
道を究めたい経営者は
こちら
を使えるかもしれません。

 

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脇田 優美子

経営者の自己超越を助け、人間的成長を後押しする。 マーケティングコンサルタントとして経営者のビジネス向上を手助けする一方、経営者の視座を高め、器を広げる支援を行う。 多くの経営者の秘密厳守の相談相手として、経営者のビジネスと私生活両面を支えるコンサルティングを展開。 どんな優秀な経営者にも存在する盲点や死角を見抜き、ビジネスの土台を強固にするサポートを行う。 上場企業経営者、老舗企業経営者、中小企業経営者、個人事業主、士業、医師、大学教授、芸術家まで幅広く支える。
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