見抜く 見通す 見極める秘訣集

「流れ」に対する見極め

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世の中があるひとつの方向に向かって進み始める時、ある程度の場所へ行き着くまでその流れは止まりません。

それは歴史が証明しています。

たとえば、世界のいろいろな思想の変遷に着目してみると、開祖の教えが今日までそのままのかたちでずっと守られてきたわけではなく、解釈の転換点をいくつも経て現在に至っていることがわかります。

常に伝統と改革の衝突があります。

どこかで新しい流れが起こり、徐々にエネルギーが蓄えられ、あるタイミングで一気に奔流となっていくことを繰り返しています。

いったん堰を切ったように流れ出すと、もはや誰にもそれを押しとどめることはかなわず、もとの状態に戻ることはないのです。

流れに乗る

こうした視点から考えるに、経営においても、流れに乗る、時代の波に乗ることはやはり必要です。

ビジネスの潮流、市場の変化、消費者の変容は、それが急激でまるで一過性のように見えても、やり過ごせるものではありません。

なぜなら、ある方向へ向かう流れは、それまでに水面下でパワーを蓄えてきて、ついに顕在化した現実だからです。

突如起こったように見えてそうではないのです。

つまり、顕在化した変化に対して見て見ないふりをする経営は、早晩傾く危険があるということです。

兆しに気づけるか

老舗の倒産が増えてきているのは、こうした流れの重大性を認識できていないことが原因のひとつではないでしょうか。

例えるなら、小川を目にした時に、これはやがて大河となるのではないか、と気づいて備える必要があるのですが、それが追いついていないということでしょう。

先を読み解き先手を打つことができず、対応が後手にばかり回り、防戦一方になっているように見受けられます。

狭い業界と直接競合だけを見て、間接競合の動きに振り切られてしまっては、劣勢になるのは自明の理です。

伝統のある企業ほど体制を変えることに時間がかかるのなら、できる限り早く改革に着手すべきでしょう。

生産のしくみ、商品開発、販売方法、広告宣伝、情報発信など、すべての見直しを断行する覚悟が必要です。

変化の流れは止まらない。

これを肝に銘じ、激流を漕ぎ渡るのが経営者のつとめです。

 

追伸:
後手に回らず、自社のしくみを
改革したい経営者の方はこちら

 

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脇田 優美子

脇田 優美子

経営者の自己超越を助け、人間的成長を後押しする。 マーケティングコンサルタントとして経営者のビジネス向上を手助けする一方、経営者の視座を高め、器を広げる支援を行う。 多くの経営者の秘密厳守の相談相手として、経営者のビジネスと私生活両面を支えるコンサルティングを展開。 どんな優秀な経営者にも存在する盲点や死角を見抜き、ビジネスの土台を強固にするサポートを行う。 上場企業経営者、老舗企業経営者、中小企業経営者、個人事業主、士業、医師、大学教授、芸術家まで幅広く支える。
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