
もしあなたが、同業の経営者としか交流していないとしたら…
もしあなたが、自社の業界の情報しか集めていないとしたら…
もしあなたが、自社の業界向けセミナーにしか参加していないとしたら…
成功をもたらす発想はなかなか出てこないかもしれません。
競争から抜け出す経営者は、常識の枠を打ち破り、同業者から非常識といわれるような挑戦をし続けているものです。
経営者である以上、人と同じことをしていては立ち行かないと知っているからです。
他社と横並びの事業戦略では不毛な価格競争から抜け出せません。
極端な言い方になりますが、人と違った発想で、人と違ったことをするのが経営者だと言ってもいいくらいなのです。
違うことを恐れない
では、人と違ったことをして成果を出すには、いったい何をしたらよいのでしょうか。
いろいろと方法はありますが、最も根源的で力強く変化を起こせるのは、自分の強みに基づいて経営することです。
自分の強みを増幅することで、経営に勢いをつけるのです。
文字で書くとシンプルですが、自分の強みを知り、十分に生かし切っている経営者は本当に少ないのものです。
それは仕方がないことではあります。
自分では自分のことがよくわからないのが人間です。
だからこそ、自分という人間をよく知っている者が強いのです。
あなたは、自分のことを深く知る時間をつくっていらっしゃるでしょうか。
経営者として、本当に自分を生かし切っていらっしゃるでしょうか。
もっと自分自身を見つめ直すことができれば、自分を生かす経営の仕方がわかるようになるでしょう。
他社がどんな戦略だろうが、そんなことは関係なくなります。
あなたは、あなたにしかできない経営をすることになるからです。
ですから、経営者はどんなに忙しくても、自分の強みを明確に認識する機会を持つべきです。
経営者が強みを自覚し、そこに焦点を当てた経営をすることは、会社の将来を左右するほどの重大事項なのです。
追伸:
あなたの強みを生かし切る経営はこちら

脇田 優美子
